ファスティングでは、個人差がありますが、日常の食生活や睡眠時間、運動頻度等によっては、頭痛・倦怠感を引き起こす場合もあります。
ファスティングに対する正しい知識と正しい方法、そしてファスティングマイスターのカウンセリングサポートをしっかり受けながら、ファスティングに取り組むことをおすすめします。
ファスティング時の注意事項
体調が優れない時は行わない
ファスティングは身体に様々な効果をもたらしますが、その分身体に負担も大きい方法です。ファスティングの効果を出すためにも、不調を感じたときはファスティングの予定をキャンセルし、調子がよい状態で取り組むようにするのが一番です。
ファスティングは休日に
ファスティングにはある程度準備や復食などの予備期間が必要なため、仕事や家事・育児などが忙しいと難しい面も。
1日ファスティングや半日ファスティングであれば気軽に行えるので、そこまで構えなくてもOKですが、3日間ファスティングなどを行う場合は、効果を出すためにも余裕を持ったスケジュールが組めるときに行います。
ファスティング中は激しい運動をしない
ファスティング中は普段よりもエネルギーが身体に不足しがちな状態です。散歩やストレッチ程度の軽い運動であればOKですが、激しい運動をすると倒れたり、体調を悪くしかねません。お風呂はOKですが、熱すぎるお湯や長風呂、サウナは避けます。
ファスティングの前後は身体に優しい食事を
身体の状態を大きく変化させるファスティング。始める前は事前に油っこい物や肉類を控える、復食期間は消化の良いものから食べ始める、などの期間を守るようにしましょう。
いきなり始めたり、いきなり止めたりすると、却って身体は混乱し、ファスティングの成果に繋がりません。開始前と終了後には身体に合図を出しましょう。
酵素飲料の飲み方をきちんと守る・水分をしっかり摂る
ファスティング中は酵素ドリンクとお水で過ごします。 1日最低でも2リットルは水分を摂ります。アルコール、カフェインを含むものは摂らないようにします。 ガムも胃酸が必要以上に出るのでやめましょう。
自己判断でファスティングする期間を延ばさない
いくら酵素ドリンクを飲んでいるからと長い間ファスティングをすると、結局何も食べないダイエットと同じです。身体が栄養失調状態になり危険です。
結果、拒食症を引き起こしたり、飲食を抑えられない反動で過食症になる危険性もあります。
ファスティング(断食)を行ってはならない病気や症状
- 心筋梗塞や脳卒中を起こされた方
- 痩せ型の糖尿病
- 悪性腫瘍
- 膠原病や難病
- 肝硬変
- 精神病
- 活動性の肝炎
- 急性炎症
- 肺や臓器の機能不全
- 投薬を中断すると危険性のある薬を服用中の方
- 胃潰瘍
- 痩せた方(BMI値が19以下)
- 十二指腸潰瘍
- 妊婦
- 狭心症
- 生理中
- 心室性の不整脈