マグネシウムの効果

マグネシウムの重要な働き

しかし、動物性たんぱく質や白砂糖などの過剰な食事を続けていると、体内で余計な酸を生み出し、血液が大きく酸性に傾きます。
全身に60兆個いる細胞は酸を嫌うため、私たちの体は骨からカルシウムをどんどん溶かしだし、血液中に送り込みます。
すると、大量のカルシウムが血液中にとどまった状態が慢性化してしまいます。
やがては血管壁に沈着し、動脈硬化を招いてしまうわけです。

マグネシウムを多く含む食品そのカルシウムをコントロールする、重要なミネラルが「マグネシウム」なのです。
マグネシウムは、骨ではカルシウムの定着をサポートし、骨以外の細胞では、生命活動のスイッチとして細胞内に入り込んだカルシウムを、再び細胞の外に戻す役目を果たしています。
ところが、現代の食生活では、食の欧米化や食品の精製加工を通じてマグネシウムを十分に摂取できなくなっています。

これからは、カルシウムではなくマグネシウムの摂取こそ、もっと意識すべきなのです。
更に、マグネシウムはカルシウムのコントロールのみならず、体内で働く300種類以上の酵素が正しく働く上で、絶対に欠かすことの出来ないミネラルなのです。
糖尿病や心臓病、アレルギー、がん、そしてうつなどの精神疾患にいたるまで、現代社会を蝕むさまざまな病気の背景には、必ずといっていいほどマグネシウム欠乏が関連しています。
そして、マグネシウムの補給によって、これらの病気を防いだり、改善したりすることさえも可能なのです。

土壌中や飲料水中のマグネシウム濃度が低い地域では、がんの発症率が高いことが知られています。
その証拠に、エジプトにおけるがんの発症率は、欧米諸国のわずか10%程度に過ぎないそうです。

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